~1940年代
40年代以前
アメリカの自動車の歴史はなんといってもこの人から始まります
自動車大量生産、流れ作業 の元祖、ヘンリー・フォード、その人
| 生誕・ | 1863年7月30日(明治元年の5年前)、 アメリカ ミシガン州 ディアボーン(Dearborn) |
|---|---|
| 死没・ | 1947年4月7日(満83歳、昭和22年)、 同上 |
T型フォードの時代~1940年代以前
カール・ベンツが自動車の産みの親であるなら、自動車を大衆に普及させるのに多大な貢献をなした育ての親はヘンリー・フォードです。T型フォード は、世界で累計1500万台以上も生産されました。この生産台数を可能にしたのは流れ作業による大量生産技術であり、これは、販売価格を低く抑えながらも販売数量を拡大することにより企業利益を確保するという考え方を実現できるシステムでした。
1908年(明治41年)の発売当時、富裕層相手の手作りの自動車が3000ドルから4000ドルの価格であったのに対し、T型フォードは850ドルの低価格でした。 この大量生産方式は他の工業生産にも応用され、20世紀の工業社会を可能にしました。
1903年(明治36年)フォードは11人の投資家とともにフォード・モーター・カンパニーを創設しました。
T型フォードは1908年(明治41年)に発表され、1909年(明治42年)から1913年(大正2年)にかけて、フォードは宣伝のため盛んにT型フォードを自動車レースに出場させて有名になり、全米に行き渡りました。1918年(大正7年)までに、アメリカで保有される自動車の半分はT型フォードとなっていました。
フォード・モデルT(1910年)
フォード・モデルA
1927年(昭和2年)12月にA型フォードが登場し、1931(昭和6年)年まで販売されました。(T型以前に初期のA型からB、C…、R、S、そしてT型まで試作車も含め連続したモデル名を使用していた。T型の次がU型でなくA型となったのは、長期に好評でフォード社をフォード社たらしめたT型の後は心機一転、仕切りなおしでA型から、となったものである)
|
|
|
40年代,(昭和15年~25年)
この時代は日本がアメリカとの戦争を始めてそれに負け、占領軍が、進駐軍という言葉がよみがえってく、各地に駐留し、1950年(昭和25年)に朝鮮戦争が始まった頃までになります。このころ自動車といえばアメリカ軍関係のみぐらいでした。日本は戦前から自動車は生産はしていましたが本格的な自動車産業と呼べるものは無く 食べていくだけが精一杯の時代でした。 戦争と戦後の混乱の時代。庶民にとって自動車は無縁の時代でした。
代表的な車とそのデザイン
1940 Chevrolet
1946 Willys Jeep ウイリスジープ
1948 Cadillac Fleetwood
高級車の代名詞、キャディラック(Cadillac)の40年代
戦前型
キャディラックの特徴として、古くより先進技術を積極的に取り入れたことが挙げられます。特に世界初の実用的なセルフスターターの搭載は1912年(大正元年)のことです。
これ以降にも、世界初の量産V型8気筒エンジンやV型16気筒エンジン、シンクロメッシュ・ギアボックス、ダブルウィッシュボーン式前輪独立懸架の実用化、パワーステアリング、ヘッドランプの自動調光システム、エア・コンディショナーの搭載など、近代の乗用車の技術革新に大いに貢献しました。これらの新技術は世界各国の自動車会社が模倣するようになっていきました。
1941年(昭和16年)12月のアメリカの第二次世界大戦への参戦により新モデルの開発は凍結されることとなりました。さらに戦時体制下で燃料の配給制が導入されたことを受けて、燃費に難があるV型16気筒エンジンも廃止されることとなりました。
第二次世界大戦中においても、アメリカ政府の上層部をはじめ、ドワイト・D・アイゼンハワーやダグラス・マッカーサーなどのアメリカ軍の指導部もキャディラックを利用していたこともあり、モデルチェンジを行わないまま少数の生産が続けられました。
1940 Cadillac Series 75(戦前型)
戦後型
第二次世界大戦の終戦後しばらくは、戦前型のマイナーチェンジモデルが作り続けられていましたが、初の本格的な戦後型として終戦直前より一から開発された1948年(昭和23年)型(写真下)は自動車業界初の曲面ガラスとピラーレスハードトップ、そしてロッキードP-38戦闘機をモチーフにしてその後世界的に流行したテールフィンを備えた先進的なデザインが施され、大きな反響を呼びました。
1948 Cadillac Series 59(戦後型)
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ~1940年代
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://kyoei-auto-service.com/mt/mt-tb.cgi/42



コメントする